子どもRubyプログラミング講座「ロボット編」第4回

~コンピューターのとくいわざ くりかえし をやってみよう~

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times(タイムズ)を使えば、ロボットにくりかえし同じ動きをさせることができます。
くりかえしたい命令(めいれい)の前の行に x.times do、あとの行にendを入力(にゅうりょく)します。xには、くりかえしたい数を入れてね。

timesの動きを確かめよう

エディターに、次の命令(めいれい)を入れて「動かす」ボタンを押してみましょう。


3.times do
  puts "Hello!"
end

右側の「出力」タブに、「Hello!」が3回表示(ひょうじ)されたかな。

Hello!
Hello!
Hello!

このように、times(タイムズ)を使うことで、xに入れた数だけ同じ動きをくりかえすことができます。

ロボットでやってみましょう

では、ロボットでくりかえしをやってみましょう。COM4のところは、「無線ロボットMI100とパソコンのペアリング」の手順でメモした番号に変えてくださいね。


require "mi100"

robo = Mi100.new "COM4"

3.times do
 robo.movef
 robo.spinr
 robo.blink
end

robo.close

プログラムのせつめい

1行目

ロボットMI100を楽に動かすための命令(めいれい)の集まりを使うことをRuby(ルビー)に教える。

3行目

ロボットに無線(むせん)でつなぐ。そして、roboに命令すれば、ロボットが動くようにする。

5行目~9行目

5行目の do と9行目の end のあいだ、つまり6行目から8行目を3回くりかえして、という命令。

11行目

ロボットとの無線を切る。

前進(movef)、右回り(spinr)、光らす(blink)を3回くりかえしたよね。
timesを使っていろんな動きにちょうせんしてみよう。

おわり