~ sleep(スリープ)でロボットタイマーをつくろう ~
今回は、コンピューターを途中(とちゅう)で寝(ね)かす、sleep(スリープ)を使って、カップ麺(めん)を作るときに便利(べんり)なロボットタイマーを作ってみましょう。プログラミングをはじめたばかりでもだいじょうぶです。やってみましょう。
sleep (スリープ|ねる)を使うと、プログラムの途中に休みをいれることができます。休む時間は、1秒、2秒といった秒数で教えます。
sleepの動きを確かめよう
下のようにプログラムを書いて「動かす」ボタンをクリックしてみましょう。
puts "kirin" puts "neko"
どうでしたか。「出力」タブに、kirinとnekoが同時(どうじ)に出ましたね。コンピューターはとても速く動くので、人の目には同時にでたように見えます。
それでは、下をためしてみましょう。
puts "kirin" sleep 5 puts "neko"
今度は、kirinと出て、5秒たってから、nekoが出ました。
sleep(スリープ|ねる)は、教えられた秒数プログラムを寝(ね)かせて休ませる命令(めいれい)です。上のプログラムでコンピューターは、putsでkirinを出します。sleep 5で5秒寝ます。そして、puts でnekoを出します。
ロボットタイマーをつくろう!
3分たったら、ロボットが音を鳴(な)らして、ぐるぐる回る、ロボットタイマーを作ってみましょう。
ヒント: 3分は何秒? 60 × 3 = 180 答えは、180秒ですね。
下のプログラムを入れて「動かす」ボタンをクリックしましょう。COM4のところは、「無線ロボットMI100とパソコンのペアリング」の手順でメモした番号に変えてくださいね。
require "mi100" robo = Mi100.new "COM4" alert "hajime" robo.spinr sleep 180 robo.good robo.spinr robo.good robo.spinl robo.good robo.spinr robo.good robo.spinl robo.close
プログラムのせつめい
1行目
ロボットMI100を楽に動かすための命令(めいれい)の集まりを使うことをRuby(ルビー)に教える。
3行目
ロボットに無線(むせん)でつなぐ。そして、roboに命令すれば、ロボットが動くようにする。
4行目
「タイマーのスタート」ボタンのやくめをする四角い箱を画面(がめん)に出す。OKボタンが押されると次の命令が動く。
5行目
タイマーがスタートしたことを知らせるためにロボットを少し右に回す。
7行目
コンピューターを3分休ませる。
9行目
3分たったことを知らせるためロボットをピポパと鳴らす。
10行目
ロボットを少し右に回す。
~16行目
ピポパと鳴らしたり、左右に回したりを繰り返す
18行目
ロボットとの無線を切る。
※ alert(アラート)の四角い箱に出す” “でかこまれた文字には、 “カップ麺にお湯を入れたらOKを押してね!” のように日本語を入れることもできます。日本語を入れるやり方を知っているときはチャレンジしてみましょう。
おわり