~ puts と alert でプログラムの動きを確かめよう ~
Rubyプログラミング言語で動くMI100などのロボットの動きを注意して見れば、どこまでプログラムが動いたかがわかかります。でも、もっと確実(かくじつ)にプログラムの動きを見る方法(ほうほう)があります。puts と alertをやってみましょう。
puts (プッツ|出す)
エディターに、次の命令(めいれい)を入れて「動かす」ボタンを押してみましょう。
ヒント: kirin の両側にある、「”」 を入れるには、「↑Shift」ボタンを押したまま「2」を押して、すぐに両方はなします。「”」のことを、「ダブルクオーテーション」といいます。
puts "kirin"
右側の「出力」タブに kirin が出たかな。putsは、「” ”でかこまれた文字を、画面に出す」という命令です。
alert (アラート|注意する)
エディターに、次の命令を入れて「動かす」ボタンを押してみましょう。
alert "neko"
画面に、” ”でかこんだ文字 neko が書いてある四角い箱がでたね。
alertは、注意して何かを確かめてもらいたいときに使う命令です。
「OK」ボタンを押すと、四角い箱が消えます。そして、次の命令があるときはその命令が動きます。
ロボットの動きを確かめよう
下のようにputsやalertを使うと、ロボットのプログラムがどこまで動いたのかを、確実(かくじつ)に知ることができます。
COM4のところは、「無線ロボットMI100とパソコンのペアリング」の手順でメモした番号に変えてくださいね。「”」がたくさんでてきます。がんぱって入れましょう。
require "mi100" robo = Mi100.new "COM4" puts "hajime" alert "susumu" robo.movef alert "mawaru" robo.spinr robo.close puts "owari"
ロボットのスイッチがオンになっていることを確(たし)かめてから、「動かす」ボタンをクリックしてみましょう。
思い通りに動きましたか。puts (プッツ)や alert(アラート)は、プログラムがどこまで動いたかを知るのに便利(べんり)ですね。
puts や alertで画面に出す” ”にかこまれた文字に、日本語を入れることもできます。パソコンに日本語を入れるやり方を知っているときは、”すすむ” のように日本語を入れてみましょう。でも、「”」は半角(日本語を入れるやり方をオフ)で入れる必要(ひつよう)があります。気を付けてください。
おわり