Raspberry Pi Picoにモノの状態や動きをセンシングする人工知能を実装して推論させてみました。学習にはTinyML向けの人工知能作成サービスのEdge Impulseを使用しています。
「TinyMLとは…
Tiny ML(Tiny Machine Learning)は、組み込み機器など小型のハードウェア向け機械学習技術。超低消費電力のIoTデバイスでエッジAIを実現することができるため、今後ますます多くのIoTデバイスで活用されることが予測される。現在、大きな注目を集めている技術の一つ」
Picoに加速度センサーを接続し、Edge Impulseで上下、左右、回転などの動作データを収集後、2レイヤーのシンプルなニューラルネットワークモデルを作成。
Edge Impulse画面
人工知能モデルをRaspberry Pi Picoに移植。推論したラベルに応じてLEDをON/OFFしています。
マイコンで人工知能を動かすTinyML。Raspberry Pi PicoにAIを実装して、ジェスチャーで3色のLEDをON/OFFするようす。2番目のLEDは待機状態で点灯。加速度センサーで学習データを収集。2レイヤのシンプルなNNモデルを作成し、RPi Picoで推論させています。 pic.twitter.com/MX4zsXEdl9
— Yamakawa@MONOxIT (@MONOxIT_Tokyo) March 20, 2021
組み込み機器に実装することで、AIの利用用途は格段に広がります。TinyMLの可能性を実感してみたい方は、弊社のハンズオンセミナー「Raspberry Pi Pico ×人工知能~ジェスチャーの学習・推論でTinyMLを体験しよう」を是非ご受講ください。