〜いろんな計算をやってみよう~四則演算(しそくえんざん)
今回は、いろんな計算をするときのやり方をみてみましょう。次のような符号(ふごう)を使います。
計算の種類 | 符号 | 例 |
足し算 | + | 3+2 |
引き算 | – | 3-2 |
かけ算 | * | 3*2 |
わり算 | / | 3/2 |
計算の結果をputsで表示してみましょう(計算の答えを表示したいときは、計算式を””で囲まないでくださいね。””で囲むと、囲んだ計算式が文字列としてそのまま表示されます)。
puts 3 + 2 puts 3 - 2 puts 3 * 2 puts 3 / 2
5
1
6
1
出力タブに答えが表示されましたね。3つめまでは予想(よそう)どおりだったと思います。最後のわり算はどうでしょう。整数どうしのわり算の答えは小数点以下が切り捨てられます。「3 / 2」 と「3.0 / 2.0」の答えをputsで出力してくらべてみましょう。
ロボットを使って確かめてみましょう
かけ算の問題に答えて、正解なら「ピポパ」、不正解なら「ブー」と鳴らすプログラムを書いてみよう。
require "mi100" robo = Mi100.new "COM3" a = 5 b = 3 puts "#{a} × #{b} = ?" kotae = ask "こたえ" if kotae == a * b puts "正解" robo.good else puts "不正解" robo.bad end robo.close
プログラムのせつめい
1行目~3行目
ロボットを無線で動かせるようにするための、いつものステップですね。
5行目~6行目
aという名前のついた箱と、bという名前のついた箱を用意します。それぞれに、かけ算をする数を1つずつ入れます。ここには好きな数をいれてね。
8行目
ちょっと見なれない命令が出てきましたね。#{ }の中かっこ({ })の中に、aやbなどの箱の名前を書くと、その中身(なかみ)が式の中に入ります。この場合は、5と3なので「5 × 3 = ?」と表示されます。
10行目
「こたえ」と書いてある四角い箱を出して、そこに入れた答えをkotaeという名前のついた箱に入れます。
12行目
kotaeという名前のついた箱に入っている数が「a * b」つまり「a × b」の答えと同じなら次の行に進みなさい。そうでないなら、elseに進みなさい。
おわり