【IoT Tips】自作のIoTデバイスを音声制御

openhab_home

「ホーム」アプリとOpenHAB 2

iOS 10 で追加された、ホームオートメーションの「ホーム」アプリ。HomeKit に対応した照明などのデバイスをiOS 10搭載のスマートフォンから音声などで制御できるようにするためのアプリです。

このアプリと、Raspberry PiなどにインストールしたオープンソースのホームオートメーションサーバーのOpenHAB 2 を使うと、自作のIoTデバイスも音声で制御できるようになります。

ON/OFFスイッチや調光などの調整、色といったアイテムの制御や、温度や湿度の取得が可能です。照明はもちろん、これらを組み合わせることで音楽のスタートストップ、ブラインドの昇降なども可能でしょう。

OpenHAB を設定した経験があれば、「ホーム」アプリと自作のIoTデバイスを連携させるのは容易です。ここでは、OpenHAB 2 (ベータリリース4) を 「ホーム」アプリ と共に使えるようにする手順の概要を取り上げます。

HomeKit は、Apple Inc.の商標です。その他に記載の社名、製品名及びサービス名は、各社の商標または登録商標です。

ステップ

ステップ1

OpenHAB 2 の設定ツール Paper UI >Extensions>MISCから OpenHAB 2をHomeKit 対応にするためのアドオンを追加。

homekit_addon

ステップ2

OpenHAB 2に追加したアドオンの設定

homekit_addon_config

ステップ3

<OpenHAB2インストールパス>/conf/items内のitemsファイルを編集して、OpenHAB 2 のアイテム をHomeKitから操作したり、参照することができるようにタグ[ ]を追加。

Switch switchTest "Lamp" ["Lighting"] {mqtt=">[localmqtt:inTopic:command:ON: 1],>[localmqtt:inTopic:command:OFF:0]"}
Switch songSwitch "SongSwitch" ["Switchable"] {exec=">[ON:/home/pi/bin/play_song.rb] >[OFF:/home/pi/bin/stop_song.rb]"

これで「ホーム」アプリに「OpenHAB」とそのアイテムが自動的に認識され表示されるようになりました。

ステップ4

「ホーム」アプリで「OpenHAB」とペアリングする。OpenHAB 2 にタグをつけたアイテムは自動的に「ホーム」アプリに認識され表示される。シーンに複数アイテムを入れることで、複数のアイテムを1度に操作することもできます。例えば「コーヒーブレーク」と名前を付けたシーンに、真空管ラジオのスイッチアイテム(ON)と、音楽アイテム(ON)を追加すると、「コーヒーブレーク」と音声で指示することで、ラジオの電源が入り、音楽がスタートします。

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