〜追加センサーとOrange Pi One一式をお持ち帰りいただけます〜
※使用部品は変更される場合があります。
「ArduinoやESP8266などでIoT機器を自作したけど、MQTTなどのサーバーはどうすれば?」「スマホでセンサーの状態を見るようにできないか?」こうした声にお応えする、MONOxITの「社会人のためのIoT入門」または「社会人のためのIoT実践」を受講された方を対象としたワークショップです。受講されていない方は問い合わせ先にご相談ください。
ホームオートメーションサーバーを構成するオープンソースのMQTTブローカー mosquittoのインストールからOpenHAB 2の基本的な使い方までを、温度湿度センサーや人感センサーなどを使いながら1日でマスターします。
OpenHAB 2とは・・・
OpenHAB 2(現在ベータリリース)は、IoT機器からのセンサー値をスマホに表示させたり、IoT機器に合図を送るのに便利なオープンソースのホームオートメーションサーバーです。OpenHAB 2にWebブラウザからアクセスして使います。LinuxはもちろんWindowsやOSXでも動作するサーバーです。
MQTTブローカーやOpenHAB 2はWindows機などで動作させることもできますが、ワークショップでは、これらをOrange Pi One(ワンボードLinux機)にインストールして使います。
※「Orange Pi お持ち帰り」と、「Orange Pi お貸出し」の二種類のチケットをご用意していますので、お手持ちのRaspberry Piなどにご自分でホームオートメーションサーバーを立ち上げたい方は、お貸出しチケットをお選びください。
こんな方にお勧めします
- ワークショップでお持ち帰りのIoTキットなどで使う、プライベートMQTTブローカーを立ち上げたい方
- IoTキットに人感センサーや温度湿度センサーをつなぐ方法を知りたい方
- 自作IoT機器からのデーターをWebブラウザに表示させたい方
- Webブラウザで自作IoT機器を制御したい方
- OpenHAB 2の概要を知りたい、また実際に使ってみたい方
※ プログラミングの経験は問いません。
この講座で習得するスキル
- MQTTブローカーmosquittoの概要とインストール方法、ならびに使い方
- 人感センサーや温度湿度センサーのIoTマイコンESP8266へのつなげ方やプログラミング
- OpenHAB 2の概要と基本的な使い方
受講内容
- Orange Pi OneとArmbian
ワンボードLinux機のOrange Pi Oneの特徴や使い方、セキュリティ上の注意点とOSのArmbianについて触れます。 - ホームオートメーションサーバーはどこ?
IPアドレスの動的と静的な設定や、mDNSやpingなどを使う、サーバーのIPアドレスの見つけ方を試します。 - mosquittoのインストールと設定
Orange Pi OneにオープンソースのMQTTブローカー、mosquittoをインストールします。自己署名証明書を使う暗号化接続に対応したプライベートMQTTブローカーを立ち上げます。 - 光センサー値のMQTTブローカーへのパブリッシュ
光センサー値をMQTTブローカーへパブリッシュするプログラムをESP8266で動かし、アナログ入力を実証します。 - 人感センサー値のブローカーへのパブリッシュ
人感センサーの検知信号をブローカーへパブリッシュするプログラムを動かし、デジタル入力を実証します。 - 温度湿度センサー値のブローカーへのパブリッシュ
温度湿度値をブローカーへパブリッシュするプログラムを動かし、シリアル通信によるセンサー接続を実証します。また、JSON形式のMQTTメッセージのパブリッシュや、特定センサー用のArduinoライブラリの探し方や追加方法に触れます。 - OpenHAB 2のインストール
OpenHAB 2をOrange Pi Oneにインストールして立ち上げます。 - センサー値の表示
OpenHAB 2の拡張機能、MQTT通信とJSON解析機能を追加して、MQTTブローカーから配信されるセンサー値をグラフィカルに表示させます。また、センサー値に応じてアイコンが変わるようにopenHAB 2を設定してみます。 - グラフ表示
OpenHAB 2のデーター維持機能を使い、温度湿度の変化を時系列でグラフ表示させます。 - スイッチ機能
Webブラウザに表示されるスイッチでESP8266に接続されたLEDをON/OFFします。
キットに含まれるもの
センサー
人感センサー、温度湿度センサー、光センサー
Orange Pi Oneキット (Orange Pi One お持ち帰りチケットのみ)
Orange Pi One 本体
AC電源アダプタ (販売事業者によるPSEマーク確認済)
Armbianプリインストール Micro SD 16GB Class 10
※お持ち帰りのOrange Pi Oneは、ワークショップのハンズオンで実施したIoTの実証実験のみに使用されることをお勧めします。
受講料
Orange Pi One お持ち帰り
19,000円(税込、Orange Pi One キットおよび追加センサー材料費含む)
Orange Pi One お貸出し
16,000円(税込、追加センサー材料費含む)
定員
5名
開講日時とお申込み
「お申込み」をクリックするとdoorkeeperのページが開きます。
イベントの管理にdoorkeeperを使用しています。「お申込み」のクリックでdoorkeeperのページが開きます。
場所
江東区産業会館
東京都江東区東陽4-5-18
最寄駅:地下鉄東西線 東陽町駅
持ち物
社会人のためのIoT入門またはIoT実践ワークショップでお持ち帰りのIoTキット一式をお持ちください。
講座で使うパソコンとmosquittoやOpenHAB 2を動かすOrange Pi Oneは用意します。
お持ちのパソコンにArduinoがインストール済で、スケッチをIoTキットのESP8266に書き込めることが確認できている場合は、お持込のパソコンでワークショップを進めていただくことも可能です。
お問い合わせ
info@monoxit.com