〜 IoT開発キットとシングルボードLinux機ではじめるホームオートメーション 〜
※使用部品は変更される場合があります。
IoTマイコンとホームオートメーションサバ―OpenHAB2を使ったハンズオンです。
OpenHAB 2とは・・・
OpenHAB 2(現在ベータリリース)は、鍵の開閉、照明や空調の制御、家電や音響システムの制御など、ホームオートメーション用途に開発が進むオープンソースのサーバーソフトウェアです。 iPhone の Siri もサポートするHomeKit (1)と共に使用できる拡張機能も用意されています。WindowsやOSX、Linux機にインストールして動かします。OpenHAB 2を使うとことで、IoT機器「モノ」からのセンサー値をスマホに表示させたり、「モノ」に合図を送ったり、「モノ」と「モノ」や「モノ」とサービスの連動ができるようになります。
(1) iPhone、Siri ならびに HomeKit は米国アップル社の登録商標です。
ワークショップでは、MQTTブローカーやOpenHAB 2をシングルボードLinux機(Orange Pi Oneまたは同等品)にインストールして使います。
※「Linux機 お持ち帰り」と、「Linux機 お貸出し」の二種類のチケットをご用意していますので、お手持ちのRaspberry Piなどにご自分でホームオートメーションサーバーを立ち上げたい方は、お貸出しチケットをお選びください。
こんな方にお勧めします
- 自作IoT機器などで使う、プライベートMQTTブローカーを立ち上げたい方
- IoT開発キットに人感センサーや温度湿度センサーをつなぐ方法を知りたい方
- 自作IoT機器からのデーターをスマホやパソコンに表示させたい方
- スマホやパソコンで自作IoT機器を制御したい方
- OpenHAB 2の概要を知りたい、また実際に使ってみたい方
※モノクロスITの「社会人のためのIoT入門」をご受講済の方、Arduino(アルディーノ)でスケッチを動かしたことがある方、または同等の知識のある方を対象としたハンズオンです。
この講座で習得するスキル
- MQTTブローカーmosquittoをインストールして使うことができる。
- 人感センサーや温度湿度センサーをIoTマイコンESP8266へ接続し、簡単なプログラムを動かせる。
- OpenHAB 2をインストールできる。
- MQTTでつながるIoT機器からの情報をグラフィカルに表示させることができる。
- スマホなどの画面上のスイッチからMQTTでつながるIoT機器を操作することができる。
受講内容
概要
- IoTとMQTT概要
- IoT開発キット概要
- OpenHAB2概要
MQTTブローカーの構築と使用
- MQTTブローカー mosquittoのインストールと設定手順
シングルボードLinux機にオープンソースのMQTTブローカー mosquittoをインストールする手順を確認します。また、暗号化接続に対応したプライベートMQTTブローカーの立ち上げ手順を確認します。 - 人感センサー値のブローカーへのパブリッシュ
人感センサーの検知信号をブローカーへパブリッシュするプログラムを動かし、デジタル入力を実証します。 - 温度湿度センサー値のブローカーへのパブリッシュ
温度湿度値をブローカーへパブリッシュするプログラムを動かし、シリアル通信によるセンサー接続を実証します。また、JSON形式のMQTTメッセージのパブリッシュや、特定センサー用のArduinoライブラリの探し方や追加方法に触れます。
OpenHAB 2の構築と使用
- OpenHAB 2のインストール手順の確認
OpenHAB 2をシングルボードLinux機にインストールして立ち上げるまでの手順を確認します。 - センサー値の表示
OpenHAB 2の拡張機能、MQTT通信とJSON解析機能を追加して、MQTTブローカーから配信されるセンサー値をグラフィカルに表示させます。また、センサー値に応じてアイコンが変わるようにopenHAB 2を設定してみます。 - グラフ表示
OpenHAB 2のデーター維持機能を使い、温度湿度の変化を時系列でグラフ表示させます。 - スイッチ機能
Webブラウザに表示されるスイッチでIoT開発キットに接続されたLEDをON/OFFします。 - IoT開発キットとOpenHAB 2の応用例
お持ち帰りいただくIoT開発キットでどのようなことができるのかをお話します。 - OpenHAB 2に似た他の、オープンソースプラットフォームやサービスについて触れます。
キットに含まれるもの
追加センサー | 人感センサー、温度湿度センサー |
シングルボードLinux機キット
(Linuxボードお持ち帰りチケットのみ) |
シングルボードLinux機(写真のOrange Pi Oneまたは同等品) 本体 |
IoT開発キット(一般チケットのみ) | IoTマイコン ESP8266、USB-TTL変換モジュール、USBケーブル、その他抵抗、LED |
※お持ち帰りのシングルボードLinux機は、ハンズオンで実施したOpenHABの実証実験のみに使用されることをお勧めします。
受講料
モノクロスITのIoT開発キットお持込チケット
Linuxボードお持ち帰り | 19,000円
(税込、追加センサー、シングルボードLinux機含む) |
Linuxボードお貸出し | 16,000円
(税込、追加センサー含む) |
一般チケット
Linuxボードお持ち帰り | 21,500円
(税込、IoT開発キット、追加センサー、シングルボードLinux機含む) |
Linuxボードお貸出し | 18,500円
(税込、IoT開発キット、追加センサー含む) |
定員
5名
開講日時とお申込み
「お申込み」をクリックするとdoorkeeperのページが開きます。
イベントの管理にdoorkeeperを使用しています。「お申込み」のクリックでdoorkeeperのページが開きます。
- 10月30日(日)10時00分~16時00分 12:00~13:00休憩
場所
江東区産業会館
東京都江東区東陽4-5-18
最寄駅:地下鉄東西線 東陽町駅
持ち物
IoTキットお持込チケットの方は、社会人のためのIoT入門またはIoT実践ワークショップでお持ち帰りのIoTキット一式をお持ちください。
講座で使うパソコンとmosquittoやOpenHAB 2を動かすシングルボードLinux機はご用意いたします。
お持ちのパソコンにArduinoがインストール済で、スケッチをIoTキットのESP8266に書き込めることが確認できている場合は、お持込のパソコンでワークショップを進めていただくことも可能です。
お問い合わせ
info@monoxit.com