【IoT実践講座】 ホームオートメーション101 ― OpenHABとMQTTで作るホームサーバー

2016/10/05

〜 IoT開発キットとシングルボードLinux機ではじめるホームオートメーション 〜

HomeAutomation

※使用部品は変更される場合があります。

IoTマイコンとホームオートメーションサバ―OpenHAB2を使ったハンズオンです。

OpenHAB 2とは・・・

OpenHAB 2(現在ベータリリース)は、鍵の開閉、照明や空調の制御、家電や音響システムの制御など、ホームオートメーション用途に開発が進むオープンソースのサーバーソフトウェアです。 iPhone の Siri もサポートするHomeKit (1)と共に使用できる拡張機能も用意されています。WindowsやOSX、Linux機にインストールして動かします。OpenHAB 2を使うとことで、IoT機器「モノ」からのセンサー値をスマホに表示させたり、「モノ」に合図を送ったり、「モノ」と「モノ」や「モノ」とサービスの連動ができるようになります。

(1) iPhone、Siri ならびに HomeKit は米国アップル社の登録商標です。

ワークショップでは、MQTTブローカーやOpenHAB 2をシングルボードLinux機(Orange Pi Oneまたは同等品)にインストールして使います。

※「Linux機 お持ち帰り」と、「Linux機 お貸出し」の二種類のチケットをご用意していますので、お手持ちのRaspberry Piなどにご自分でホームオートメーションサーバーを立ち上げたい方は、お貸出しチケットをお選びください。

 

one_people_circle_white こんな方にお勧めします

  • 自作IoT機器などで使う、プライベートMQTTブローカーを立ち上げたい方
  • IoT開発キットに人感センサーや温度湿度センサーをつなぐ方法を知りたい方
  • 自作IoT機器からのデーターをスマホやパソコンに表示させたい方
  • スマホやパソコンで自作IoT機器を制御したい方
  • OpenHAB 2の概要を知りたい、また実際に使ってみたい方

※モノクロスITの「社会人のためのIoT入門」をご受講済の方、Arduino(アルディーノ)でスケッチを動かしたことがある方、または同等の知識のある方を対象としたハンズオンです。

 

papaer_circle_white この講座で習得するスキル

  • MQTTブローカーmosquittoをインストールして使うことができる。
  • 人感センサーや温度湿度センサーをIoTマイコンESP8266へ接続し、簡単なプログラムを動かせる。
  • OpenHAB 2をインストールできる。
  • MQTTでつながるIoT機器からの情報をグラフィカルに表示させることができる。
  • スマホなどの画面上のスイッチからMQTTでつながるIoT機器を操作することができる。

 

course_circle2 受講内容

概要

  • IoTとMQTT概要
  • IoT開発キット概要
  • OpenHAB2概要

MQTTブローカーの構築と使用

  • MQTTブローカー mosquittoのインストールと設定手順
    シングルボードLinux機にオープンソースのMQTTブローカー mosquittoをインストールする手順を確認します。また、暗号化接続に対応したプライベートMQTTブローカーの立ち上げ手順を確認します。
  • 人感センサー値のブローカーへのパブリッシュ
    人感センサーの検知信号をブローカーへパブリッシュするプログラムを動かし、デジタル入力を実証します。
  • 温度湿度センサー値のブローカーへのパブリッシュ
    温度湿度値をブローカーへパブリッシュするプログラムを動かし、シリアル通信によるセンサー接続を実証します。また、JSON形式のMQTTメッセージのパブリッシュや、特定センサー用のArduinoライブラリの探し方や追加方法に触れます。

OpenHAB 2の構築と使用

  • OpenHAB 2のインストール手順の確認
    OpenHAB 2をシングルボードLinux機にインストールして立ち上げるまでの手順を確認します。
  • センサー値の表示
    OpenHAB 2の拡張機能、MQTT通信とJSON解析機能を追加して、MQTTブローカーから配信されるセンサー値をグラフィカルに表示させます。また、センサー値に応じてアイコンが変わるようにopenHAB 2を設定してみます。
  • グラフ表示
    OpenHAB 2のデーター維持機能を使い、温度湿度の変化を時系列でグラフ表示させます。
  • スイッチ機能
    Webブラウザに表示されるスイッチでIoT開発キットに接続されたLEDをON/OFFします。
  • IoT開発キットとOpenHAB 2の応用例
    お持ち帰りいただくIoT開発キットでどのようなことができるのかをお話します。
  • OpenHAB 2に似た他の、オープンソースプラットフォームやサービスについて触れます。

 

circuit_circle_white キットに含まれるもの

追加センサー 人感センサー、温度湿度センサー
シングルボードLinux機キット

(Linuxボードお持ち帰りチケットのみ)

シングルボードLinux機(写真のOrange Pi Oneまたは同等品) 本体

opione
AC電源アダプタ (販売事業者によるPSEマーク確認済)
Micro SD 16GB Class 10

IoT開発キット(一般チケットのみ) IoTマイコン ESP8266、USB-TTL変換モジュール、USBケーブル、その他抵抗、LED

※お持ち帰りのシングルボードLinux機は、ハンズオンで実施したOpenHABの実証実験のみに使用されることをお勧めします。

en_circle_white 受講料

モノクロスITのIoT開発キットお持込チケット

Linuxボードお持ち帰り 19,000円

(税込、追加センサー、シングルボードLinux機含む)

Linuxボードお貸出し 16,000円

(税込、追加センサー含む)

一般チケット

Linuxボードお持ち帰り 21,500円

(税込、IoT開発キット、追加センサー、シングルボードLinux機含む)

Linuxボードお貸出し 18,500円

(税込、IoT開発キット、追加センサー含む)

jabela-Classroom-seat-layouts-4 定員

5名

 

calender_circle_white 開講日時とお申込み

「お申込み」をクリックするとdoorkeeperのページが開きます。

イベントの管理にdoorkeeperを使用しています。「お申込み」のクリックでdoorkeeperのページが開きます。

  • 10月30日(日)10時00分~16時00分 12:00~13:00休憩 

 

location-icon 場所

江東区産業会館
東京都江東区東陽4-5-18
最寄駅:地下鉄東西線 東陽町駅

 

School-Supplies-Icon-500px持ち物

IoTキットお持込チケットの方は、社会人のためのIoT入門またはIoT実践ワークショップでお持ち帰りのIoTキット一式をお持ちください。

講座で使うパソコンとmosquittoやOpenHAB 2を動かすシングルボードLinux機はご用意いたします。

お持ちのパソコンにArduinoがインストール済で、スケッチをIoTキットのESP8266に書き込めることが確認できている場合は、お持込のパソコンでワークショップを進めていただくことも可能です。

Email-Icon-White-on-Black-800px お問い合わせ

info@monoxit.com

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