IoTマイコンとスマートホームサーバ―OpenHAB2を使ったハンズオンです。
OpenHAB 2とは・・・
OpenHAB 2は、鍵の開閉、照明や空調の制御、家電や音響システムの制御など、スマートホーム用途に開発が進むオープンソースのサーバーソフトウェアです。WindowsやOSX、Linux機にインストールして動かします。OpenHAB 2を使うとことで、IoT機器「モノ」からのセンサー値をスマホに表示させたり、「モノ」に合図を送ったり、「モノ」と「モノ」や「モノ」とサービスの連動ができるようになります。
ハンズオンでは、MQTTブローカーやOpenHAB 2をRaspberry Pi 3 にインストールして使います。
※「Raspberry Pi お持ち帰り」と、「Raspberry Pi お持ち込み」の2種類のチケットをご用意していますので、お手持ちのRaspberry Pi3 Model Bにご自分でスマートホームサーバーを立ち上げたい方は、「Raspberry Pi お持ち込み」チケットをお選びください。
こんな方にお勧めします
- 自作IoT機器などで使う、プライベートMQTTブローカーを立ち上げたい方
- IoT開発キットに人感センサーや温度湿度センサーをつなぐ方法を知りたい方
- 自作IoT機器からのデータをスマホやパソコンに表示させたい方
- スマホやパソコンで自作IoT機器を制御したい方
- OpenHAB 2の概要を知りたい、また実際に使ってみたい方
※モノクロスITの「社会人のためのIoT入門」をご受講済の方、またはArduinoやMQTTの使用経験がある方を対象としたハンズオンです。ArduinoやMQTTがはじめての方は、9月22日(土)に開催される「社会人のためのIoT入門」を受講されることをお勧めいたします。
この講座で習得するスキル
MQTTブローカーとOpenHAB 2の構築と使用
- MQTTブローカーmosquittoをインストールして使うことができる
- 人感センサーや温度湿度センサーをIoTマイコンESP8266へ接続し、簡単なプログラムを動かせる
- OpenHAB 2をインストールできる
- MQTTでつながるIoT機器からの情報をグラフィカルに表示させることができる
- スマホなどの画面上のスイッチからMQTTでつながるIoT機器を操作することができる
- IoTゲートウェイの共通基盤のひとつであるOSGIについて説明できる
- OpenHABのHTTPバインディングの基本的な設定ができる
OpenHAB 2のルール設定
- OpenHAB 2の自動制御機能(ルール機能)を使いIoT機器の簡単な自動制御ができる
- OpenHAB 2の自動制御機能でIoT機器の状態に応じてメールを送信することができる
- OpenHAB 2のルールの簡単な設定ができる
OpenHAB 2のパネル機能
- OpenHAB 2のパネルを設定し使うことができる
受講内容
概要
- IoTとMQTT概要
- IoT開発キット概要
- OpenHAB2概要
MQTTブローカーの構築と使用
- MQTTブローカー mosquittoのインストールと設定手順
Raspberry PiにオープンソースのMQTTブローカー mosquittoをインストールする手順を確認します。 - 人感センサー値のブローカーへのパブリッシュ
人感センサーの検知信号をブローカーへパブリッシュするプログラムを動かし、デジタル入力を実証します。 - 温度湿度センサー値のブローカーへのパブリッシュ
温度湿度値をブローカーへパブリッシュするプログラムを動かし、シリアル通信によるセンサー接続を実証します。また、JSON形式のMQTTメッセージのパブリッシュや、特定センサー用のArduinoライブラリの探し方や追加方法に触れます。
OpenHAB 2の構築と使用
- OpenHAB 2のインストール手順の確認
OpenHAB 2をRaspberry PIにインストールして立ち上げるまでの手順を確認します。 - センサー値の表示
OpenHAB 2の拡張機能、MQTT通信とJSON解析機能を追加して、MQTTブローカーから配信されるセンサー値をグラフィカルに表示させます。 - グラフ表示
OpenHAB 2のデーター維持機能を使い、温度湿度の変化を時系列でグラフ表示させます。 - スイッチ機能
Webブラウザに表示されるスイッチでIoT開発キットに接続されたLEDをON/OFFします。 - OpenHABのHTTPバインディングの基本設定を解説します。
OpenHAB 2のルール設定
- OpenHAB ルールの基本
- OpenHAB ルールによる人感センサー検知でのLED点灯やメール送信 など
キットに含まれるもの
追加センサー | 人感センサー、温度湿度センサー |
Raspberry Pi 3
(Raspberry Pi 3お持ち帰りチケットのみ) |
Raspberry Pi 3 Model B (RSコンポーネンツ日本製)、
AC電源アダプタ、microSD |
IoT開発キット(一般チケットのみ) | IoTマイコン ESP8266、USB-TTL変換モジュール、USBケーブル、
その他抵抗、LED |
※Raspberry Pi ケースはキットに含まれません。
受講料
モノクロスITのIoT開発キットお持込の方
Raspberry Pi 3お持ち帰り | 26,000円
(税込、追加センサー、Raspberry Pi3、microSD含む) |
Raspberry Pi 3お持ち込み | 20,000円
(税込、追加センサー、microSD含む) |
※「社会人のためのIoT入門」などを受講されていない方は、IoTキット代として3,000円が別途必要です。
定員
6名
開講日時とお申込み
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場所
江東区産業会館
東京都江東区東陽4-5-18
最寄駅:地下鉄東西線 東陽町駅
持ち物
・ IoTキット一式(「社会人のためのIoT入門」などを受講された方)
・ Raspberry Pi 3 Model B および電源(「RaspberryPiお持ち込みチケット」でお申し込みの方)
講座で使うパソコンはご用意いたします。
お問い合わせ
info@monoxit.com